About Tochu (Eucommia ulmoides Oliv)
杜仲とは
薬木杜仲は中国特産の薬用植物で、中国の四川、陝西、貴州、河南など地方の山野に自生し栽培されており、韓国でも生産されています。
中国では昔から不老長寿および強壮薬として用いられ、その薬効について種々研究が進み立証され、高貴薬として広く用いられています。
The beginning of Tochu
日本での
杜仲栽培の
始まり
原産国の中国では、杜仲の掛皮を漢方として使用していますが、一度機皮を収穫すると再生までに6〜7年もかかってしまいます。そこで思いついたのが、葉をお茶にすることでした。
昭和50年代、長野県伊那の農家は、絹産業の衰退により養蚕が困難になり、荒れ放題となった桑畑の代替を模索していました。その際、韓国から持ち帰った杜仲の種子を植える試みが行われ、これが日本での杜仲栽培の始まりとされています。
Origin in Japan
杜仲茶発祥の地
信州伊那谷
後の昭和56年、長野県の食品工業試験所や富山医科薬科大学和漢楽研究所の協力を得て、日本で初めての杜仲茶が信州箕輪の地に誕生しました。
この取り組みは後に日本杜仲組合からサンメクスへと引き継がれ、Minowa Tea Gardenへと継承されました。