有機JAS認証取得

4月に入り、ようやく春の剪定作業もおおよそ終了しました。
残すは、取り切れなかったひこばえの剪定のみです。
今年は3月中旬に体調を崩してしまい、作業が大幅に遅れてしまいました。
そんな年に限って例年より芽吹きが早く、季節の移ろいもどんどん進んでいくようで、正直なところ気が気ではありませんでした。
それでも何とかここまで終えることができて、ひとまず一安心といったところです。
昨年は4月20日ごろに芽吹きを確認しましたが、今年はそれより10日以上も早い芽吹きでした。
やはり、これも温暖化の影響なのでしょうか。

話は少し変わりますが、伊那谷・箕輪町で展開している杜仲の自社農園および製造施設が、2026年4月1日付で無事に有機JAS認証を取得することができました。
■有機農産物生産工程管理者
■有機加工食品生産工程管理者
申請からおよそ2年――ようやく、この認証を取得することができました。
これにより、有機JAS認証の杜仲茶を製造することが可能になります。
以前にもお話ししたかもしれませんが、今回有機JAS認証の取得を目指した一番の理由は、化学合成農薬や化学肥料を使用せずに杜仲を栽培し、杜仲茶を製造していることを「客観的に証明する手段」がなかったためです。
InstagramなどのSNSで日々の農作業や取り組みを発信してはいましたが、それだけでは、お客様にとって「安心して選べる理由」としては十分ではないのではないか――そんな思いがありました。
だからこそ、有機認証を取得することで、私たちの杜仲茶を手に取っていただく際の、ひとつの安心材料になればと考えています。

これからは、有機杜仲茶としての申請手続きに入ります。
杜仲は樹木であるため、有機認証を取得しても、来年9月までは有機JASマークに「転換期間中」と表記されることになります。
日本で初めて杜仲の栽培が始まった長野県伊那谷において、その杜仲が有機認証を取得できたことは、私たちにとって大きな節目でもあります。
これまで支えてくださった地元の皆さまや、長年ご愛飲いただいているお客様に、少しでも喜んでいただければと心から願っています。
有機杜仲茶の販売については、パッケージデザインの作成や各種申請手続きなど、もう少し時間がかかる見込みです。
できればこの夏までには商品化できるよう、準備を進めていきたいと考えています。
また、年始から取り組んでいる「杜仲の茎茶」や「国産ブレンド杜仲茶」など、まだまだやるべきことが山積みです。
一つひとつ着実に進めていけるよう、これからも励んでいきたいと思います。

